学生の一人暮らしには家電レンタルがおすすめ|新品購入と徹底比較

大学進学を機に始める1人暮らし。

引っ越し費用に敷金、礼金……多額の出費に頭を抱える親御さんも多いはず。

費用をかけて家具家電をそろえても、使うのは在学中の数年間だけ。

「もったいないけど、仕方ないわよね…」

もしこのようにお悩みなら、生活家電を「買う」のではなく「レンタル」してみてはいかがでしょうか?

レンタルなら初期費用を抑えて家電をそろえられますし、万一の故障時も手厚くサポートしてくれます。

この記事では、家電を「購入した場合」と「レンタルした場合」では、どちらがよりコスパが高いかを比較検証しています。

記事を読めば、レンタルのメリット・デメリット、向き不向きが理解できますよ。

ぜひ最後までご一読ください。

学生の一人暮らしに「家電レンタル」はおすすめ

一人暮らしを始める学生さんこそ「家電レンタル」がおすすめです。

正直なところ、費用面ではさほどお得感はないかもしれません。

年単位の長期レンタルは買うより割高になりがちなので。

しかし家電の処分までを含めたトータルコストや利便性を鑑みて比較すると、

圧倒的にレンタルのほうがコスパが良いと言えます。

家電のレンタルサービスは一人暮らしの学生さんを支える強い味方になってくれるでしょう。

家電を「購入」する場合と「レンタル」する場合の金額差は?

「レンタル」と「購入」では、どの程度金額差があるかを見ていきましょう。

「楽天」対「レンタル」

楽天市場で8,670円安いという結果に。

かしてどっとこむ家電3点セット(全自動洗濯機4.2kg・冷蔵庫140L・電子レンジ)

新品(2年間)72,940円

中古(2年間)62,940円

新品(4年間)83,740円

楽天市場 一人暮らし家電セット3点(全自動洗濯機5.5kg・冷蔵庫148L・電子レンジ)

74,800円

「ニトリ」対「レンタル」

「ニトリ」で「家電3点セット」を購入した場合4年間レンタルした場合を比較します。

両者の金額差は22,950円。

ニトリで購入するほうがレンタルより圧倒的に安いことが分かります。

 

ニトリ 【家電3点セット】西日本専用(冷蔵庫140L+洗濯機6kg+電子レンジ)ホワイト

60,790円

かしてどっとこむ家電3点セット(全自動洗濯機4.2kg・冷蔵庫140L・電子レンジ)

新品(2年間)72,940円

中古(2年間)62,940円

新品(4年間)83,740円

 

処分費用まで換算すると「レンタル」も「購入」もほぼ同じ金額差

数年間の長期レンタルとなると、基本的に「買う」ほうが安く済みます。

しかし卒業後にかかる処分費用を換算すると、購入とレンタルの金額差がグッと縮まります。

処分時かかる費用項目は例として下記の通り。

  • 家電リサイクル料金(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機の場合)
  • 粗大ゴミ処理費用
  • (業者に運搬を依頼する場合)運搬料金 など

リサイクル料金は処分する家電のメーカーやサイズによって異なります。

金額例は下表をご覧ください。

引用元:経済産業省|家電4品目の「正しい処分」早わかり!

先に挙げた家電3点セットで見れば、冷蔵庫と洗濯機の処分だけで6,000円以上かかります。

楽天で購入した場合とレンタルした場合の金額差は8,670円。

リサイクル料金にさらに運搬料金も換算すると、その差はほぼなくなるわけです。

(とはいえ、ニトリで購入する場合はリサイクル料金を含めてもレンタルするより1.5万円程度安いですね。)

レンタルなら準備や処分の手間を省ける

「レンタル」と「購入」で金額的にさほど変わらないなら、より利便性が高いほうを選びたいと思いませんか?

より利便性が高いのは圧倒的に「レンタル」です!!

連絡一つであらゆる面倒をレンタル業者に託せます。

例えば、家電の故障時。

レンタルなら依頼すれば代替品を迅速に送ってくれます。

修理のために一時的に家電を手放す不安がないのも嬉しいポイント。

また、購入した場合は通常、商品の保証は1年〜2年程度であることが多いですよね。

しかし、レンタルの場合はレンタル期間中の修理交換は無料で対応してくれるので、買うより長く安心して利用できます

一人暮らしを終える際もレンタルなら回収に来てもらうだけ。

自分で処分する段取りも手間も一切かかりません。

学生が家電をレンタルするメリットは?

家電レンタルには他にもメリットがあります。

学生が家電をレンタルするメリットは下記の通り。

  • 初期費用を抑えられる
  • 住環境の変化にも柔軟に対応

初期費用を抑えられる

レンタルなら初期費用を抑えられます。

学生の一人暮らしに必要な家具家電を一式揃えると、10万円ちょっとかかってしまいます。

【必要な家電の購入費用】

家電 推奨サイズ・機能 販売価格例
冷蔵庫 100〜200L 38,000円(150L)
電子レンジ 単機能 4,980円
洗濯機 5kg 20,780円
掃除機 スティッククリーナー 2,988円
炊飯器 3合炊き 2,910円
テレビ 32型 22,790円
ドライヤー 3,980円
オーブントースター 3,980円
合計 100,408円

※販売価格は「楽天市場」にて「送料込み」「安い順」で検索した結果より引用

しかしレンタルで月々払いプランを選べば、月額数千円から家電を利用できるのです。

たとえば、家電レンタルの「らくらくライフ」で家電4点セット(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ)は月々4,389円から利用できます。

引っ越し費用に敷金、礼金、不動産の仲介手数料など、一人暮らしを始める際の出費は膨大。

レンタルで家電をそろえれば、初期費用をグッと抑えられますよ。

住環境の変化にも柔軟に対応

住環境の変化にも柔軟に対応できます。

4年間同じ下宿先で一人暮らしするとは限りませんよね。

たとえば、留学することになったり、実家に帰ることになったり。

友人や恋人と暮らすこともあるでしょう。

家電が不要になったら、レンタルなら回収を依頼するだけ。

処分方法に頭を悩ませる必要はないのです。

環境の変化に柔軟に対応できる点で、レンタルは非常に便利なサービスと言えるでしょう。

学割でより安くレンタルできる

利用するサービスによっては、学割プランが用意されている場合もあります。

学割プランが適用になれば、通常のレンタル価格よりかなりお安くレンタルできますよ。

たとえば、家電レンタルの「らくらくライフ」の学生応援プラン「学らく」では、

通常のレンタル価格より最大40%オフ、家電3点セットを月々1,500円程度から利用できます。

使い勝手の良さから多くの大学で利用されているそうですよ!

学生が家電をレンタルするデメリットは?

学生が家電レンタルを利用するデメリットは下記の通り。

  • デザイン性にはこだわれない
  • 大学院進学を考える人には向かない

デザイン性にはこだわれない

デザインにこだわりたい方には向きません。

レンタル家電の多くは機能性重視でシンプルな家電ばかりだからです。

とはいえ、デザイン性を全面に打ち出した家電レンタルサービスもあります。

家電のサブスク「CLAS」などが非常にオシャレですね。

セットレンタルは扱っていませんが、単品でデザインにこだわりたい方にはおすすめです。

家具レンタル・CLAS(クラス)は買うよりおトク?気になるメリットとデメリット

大学院進学を考えるなら「購入」したほうがお得かも?

大学院進学を考えている方にレンタルは向きません。

レンタル料金が「購入金額」を大幅に上回る可能性が高いからです。

4年生大学卒業後、大学院の修士課程2年へ進む場合、6年間レンタルする必要があります。

仮に「らくらくライフ」の「家電3点セット」を学割適用、月額1,577円でレンタルしたとしても、総額で149,895円もかかってしまうのです。

ビッグカメラで販売されている家電3点セットが44,800円で販売されているので、およそ3倍以上費用がかさんでしまいます。

それなら「購入」するほうが圧倒的にお得ですよね。

参考リンク:ビッグカメラ

参考リンク:らくらくライフ

Q&A|よくある質問にお答えします

安い家電レンタルはどこ?|「かしてどっとこむ」がおすすめ

価格重視でサービスを選ぶなら、「かしてどっとこむ」がおすすめです。

リーズナブルなレンタル料金はもとより、全国配送に対応していますから。

配送無料地域も幅広く、沖縄や離島、一部山間部を除き、ほとんどの地域へ無料で配送してくれます。

電池や蛍光灯などの消耗品も無料で提供されるので余分な費用がかかりません。

どこにすれば良いか分からないとお悩みの方は、「かしてどっとこむ」にしておけば、まず間違いないでしょう。

かして!どっとこむの評判は?|メリット・デメリットも一挙に解説

ヤマダ電機やケーズデンキってレンタルは行っていないの?

結論、ヤマダ電機、ケーズデンキでは家電のレンタルサービスを行なっていません。

しかし、ヤマダ電機と提携して、ヤマダの商品を取り扱うレンタルサービスならあります!

「山王スペース&レンタル」というレンタルサービスです。

山王スペース&レンタルでは家電のセットレンタルを中心にサービスを展開しています。

すべて新品・国内メーカーの商品を組み合わせてセットレンタルを提供しています。

質にこだわる方にはうってつけのサービスですよ。

参考:山王スペース&レンタル

学生の新生活には「家電レンタル」でお得に賢く!(まとめ)

学生の一人暮らしには家電レンタルがおすすめです。

費用面では買う場合とさほどの差はありませんが、サービス面では圧倒的に利便性が高いと言えます。

新生活に備えて家電を「買う」か「レンタル」するか。

この記事が意思決定の一助になれば幸いです。