レンタルでエアコンをおトクに使おう|商品別の料金相場も徹底リサーチ

エアコンをレンタルできるってご存じですか?

短期間一時的に利用するなら、購入するよりレンタルするほうがおトクに利用できますよ。

この記事では、エアコンをレンタルするメリット・デメリットや料金相場について解説します。

おすすめのエアコンレンタル業者を3社ご紹介するので、ぜひ参考になさってください。

  レンタルでエアコンを導入しよう

本体価格に加えて、設置や取り外しにも費用がかかってしまう厄介な家電・エアコン。

長期的に使う前提なら、取り外しの費用なども割り切って購入に踏み切れるでしょう。

しかし単身赴任や大学での一人暮らしで一時的に使う場合には、高い本体代金や工事費が尚更重く感じるかもしれません。

そんな方にぜひおすすめするのはエアコンのレンタルサービスです。

レンタルサービスなら月単位、年単位で使用期間を選べたり、リサイクルの手間を省けたりと、お得なポイント満載。

家電のレンタルサービスが普及する中で、家庭用エアコンも貸し出す業者が今増えています。

一見の価値がありますよ!

 リースとレンタルの違いは?

リースとレンタルの最も大きな違いは「契約期間の長さ」です。

リースは基本的に年単位の中長期的な契約である点が特徴。

短くても半年、長ければ10年程度まで借りられます。

レンタルは週単位、月単位の短期的な利用が可能です。

そのため、イベント時に一時的にエアコンが必要といった場合におすすめですね。

費用面ではリースのほうがお得ではあります。

長期契約であるぶん、毎月の料金はレンタルより安い傾向アリ。

ただ、原則途中解約ができないので、その点注意が必要です。

またリースはどちらかというと法人むけ。レンタルは「法人」「個人」問わず利用できる印象でしょう。

 エアコンをレンタルするメリット・デメリット

エアコンをレンタルするメリット・デメリットをそれぞれ見てみましょう。

メリット

購入するより多少安く済みます。

2.2kW・6畳用のエアコンの「販売価格」と「レンタル価格」を比較した結果は下記の通り。

  • ビックカメラで購入…54,800円
  • かしてどっとこむでレンタル…50,400円

レンタルのほうが数千円安く利用できる結果に。

とはいえ「レンタルといっても数千円程度の差なら、さほどお得感がないなぁ」と思う方もいるでしょう。

しかし、最も差が出るのはエアコンを手放す時。

購入品の場合、設置工事費用が無料でも、取り外しや処分費用は当然ながら別途必要です。

ビックカメラでは、取り外しに4,400円〜、処分関連では2,640円〜(商品による)ほどかかります。

レンタルならレンタル料金だけで設置から回収まで完結します。

設置費用はもとより、回収時の費用も含めて月額料金が設定されているのです(通常工事の場合に限り)

そのため短期間一時的にエアコンを利用したい方は、購入するよりレンタルの利用をおすすめします。

参考:ビックカメラ

参考:かしてどっとこむ

 デメリット

エアコンのメーカーや型番にこだわりがある方には向きません。

レンタルで選べるのは、部屋の広さに応じた能力差や壁掛け型か窓用かぐらいですから。

2.2kWで6畳用とか、2.8kWで8畳用とか、レンタルサービスではその程度の品揃えです。

「室内を涼しくできれば良い」そんな方にはおすすめと言えますね。

また、レンタルで長期的に利用すると、購入するより割高になってしまいます。

6畳相当のエアコンは1ヶ月5万円程度ですが、2年間使うとなると8〜9万円程度かかるのです。

レンタルで8〜9万円もするなら購入したほうが安上がりでしょう。

家庭用エアコンのレンタル料金例を見てみよう|1ヶ月いくら?

種類別に家庭用エアコンのレンタル料金を比較しましょう。

ご紹介するのは下記3種。

  • 壁掛け型
  • 窓用
  • 床置き

壁掛け型エアコンのレンタル料金

6畳タイプ(2.2kW)を1ヶ月借りた場合、下記の結果に。

レンタル業者名 レンタル料金
プロント 53,900円
かりとこ 28,380円(別途工事費24,200円要)
かしてどっとこむ 50,760円

 

窓用エアコンのレンタル料金

1.6kWのウィンドウエアコンをレンタルした場合の料金は下記の通り。

レンタル業者名 レンタル料金
プロント 44,000円
レンタルキング 44,000円
かしてどっとこむ 45,360円

 

床置きエアコンのレンタル料金

家庭用床置きエアコンをレンタルできるサービスは見つかりませんでした。

床置きエアコンは海外では主流ですが、日本では床置きエアコンを取扱うメーカーがそもそも少ないため、レンタルのラインナップにもないのかもしれません。

 エアコンを購入するか、レンタルするか、どちらがお得?

結論、エアコンを使用する期間が短ければ短いほど、購入するよりレンタルしたほうがお得です。

中古のルームエアコン(2.2kW・6畳用)を、かしてどっとこむでレンタルした場合の料金は下記の通り。

       
30日 90日 半年 1年
50,760円 54,000円 59,400円 68,040円

一方、ビックカメラで同じ2.2kW・6畳用のエアコンを購入すると、一番安いもので標準工事費込みで54,800円でした。

利用期間半年を境に、購入したほうがレンタルより安くなります。

とはいえいったん購入すると、引っ越すたびに工事費がかかるので、引っ越しの回数を鑑みる必要はありますね。

エアコンのレンタル業者おすすめ3選

エアコンを単品でレンタルできる業者に絞って調査しました。

おすすめは以下3社。

  • プロント
  • かりとこ
  • かしてどっとこむ

順に解説します。

プロント

3社で最も品揃え豊富だったのが、レンタルプロント。

壁掛けタイプだけでなく、室外機がいらない窓用タイプのエアコンや加湿換気機能を備えたエアコンなども取り揃えられています。

最低レンタル期間を1ヶ月〜とする業者が多い中で、プロントは1週間からレンタルできる点も特徴的。

1ヶ月未満のレンタルを検討している方、必見のレンタル業者でしょう。

かりとこ

かりとこでは部屋の広さ別にラインナップを取り揃えています。

取り扱うのは6畳タイプから14畳タイプまで全5種類。

注意したいのは別途取付・取り外し工事が必要である点。

工事代金は都市部の一部地域で24,200円です。

レンタル料金と合算して、予算に見合うか確認しましょう。

関西圏・関東圏の方なら配送料は無料。

お得にレンタルできますよ!

かしてどっとこむ

家具家電レンタルの老舗「かしてどっとこむ」

かしてどっとこむでは、部屋の広さ別に家庭用エアコンを3種類、ウィンドウエアコンも取り揃えています。

製品のメーカーや型番こそは選べませんが、中古品だけでなく新品の取り扱いがある点も嬉しいポイント。

価格帯は比較的安く、6〜8畳用のエアコンであれば、30日50,760円〜借りられます。

あくまでイベント時に必要な方におすすめのサービスと言えますね。

【結論】エアコンレンタルが向いているのはこんな人!

エアコンのレンタル利用をおすすめできる人は下記の通り。

  • 短期間利用したい人(半年以下)
  • 転居が多い人

レンタルサービスによっては、利用期間が半年以上になると、購入したほうが安くなる可能性が高いです。

利用期間や引っ越しの頻度を軸に購入とレンタルのどちらがお得か検討すると良いでしょう。